2010年 04月 05日
つらつらと…。 |
ウィーン・マラソンまであと14日
青森まで出張。
仕事がはねてから一応ジムに行ったが、全く走る気起きず。
トレッドミルを20分だけ走ってお風呂に入って帰ってきた。
あと2週間、ここからの調整の仕方、悩みどころである。
あと1回、加圧は受けて行きたい。
長い距離ももう一本くらい走ったほうがいいのか。疲れを残すだけだからやめたほうがいいのか。
とにかく練習不足で不安ばかりが増す今日この頃である。
友達から東京転勤の話し。
最近、子供が出来て地元に家を買ったばかりのやつである。
話しによれば栄転というのとはほど遠い人事だとか。
役職がつくとか、給与が上がるとか、手当がつくとか、そういうのもないらしい。
彼は家族が生き甲斐のファミリーマンなので、単身赴任で行くのが本当に嫌だと言っていた。月に一度の新幹線代も出ないので帰省もままならないらしい。
しかも2、3年くらいで戻れるとか、そういうあてもない。
転勤したまま、定年までそのままということもあるらしい。
しかし、断ることは出来ない。
辞めることもできない。
可哀想なくらい落ち込んでいる。気の毒だ。
しかし、厳しいことを言うと、会社側の立場も分かるような気がする。
会社というのは、はっきり言うと、使える人間より使えない人間のほうが圧倒的に多い。
大きい企業であればあるほど使える人間のパーセンテージは下がる。
景気の良いころは、会社全体が家族のように、みんなで共生することが出来たが、いまはそれはできない。それをしていたら共倒れになってしまう。
私は、今の民主党の出鱈目なやり方は大嫌いだが、しかし、社会的なベネフィットを厚くするという政策は、今後は絶対的に必要なことだというのは痛感する。
ホリエモンも言っていたが、仕事に向かない人は、仕事をしなくても幸せに生きて行けるような社会を目指さなければいけないのではないか。
人生の大半の時間を、生活費のために、不本意なやりたくもないことの拘束されて、あげくには家族とも引きはがされて、というので良いわけがない。
ここは自由の世界なのだから嫌なら辞めることも出来る。という言い方もあるが、そういう強い人間ばかりではない。今は弱い人たちにはもう選択肢はあまりない。
仕事に向かない人間は「死ね」という社会はやっぱりまずい。
別に私は社会主義者ではないけれど。
ウィーンにいくと、昼の3時に仕事をあがって、プラター公園でワイン飲んでるサラリーマンがいっぱいいたけど、こういうひとたちはどんなふうに生活してるんだろう。こういうのんびりした欧州的な社会構造にシフトしていくべきだと言う評論家もいるが、それはどんなふうな社会構造なんでしょうか。
私のitunesで、viennaというワードで検索していたら、モーツァルトやらブラームスやらに混じって一曲だけビリー・ジョエルが出てきたので、びっくりした。
このviennaという曲は、ウィーンに暮らすビリーのお父さんを訪ねたときに出来た曲だとか。
街を歩いていたら、90歳くらいのおばあさんがほうきで道を掃いていた。
アメリカは年を取った人への処遇は本当に酷いもんだけど、ウィーンは古い歴史と伝統を持つ都市だから、お年寄りを大切にする。
老人達もまだまだ自分は社会の役に立てると考える。
老人が役に立つって考えは素晴らしいと思った。年をとることに不安を感じる必要はない。そこで、「ウィーンは君を待っている」という言葉が出てきた。
…とのことであるが、歌詞が、私が今考えていたこととぴったりシンクロしたのでびっくりした。
Slow down you crazy child
Take the phone off the hook and disappear for a while
Its alright you can afford to lose a day or two
When will you realize...
Vienna waits for you.
スローダウンしなよ、クレイジーな毎日を送る君
電話は切って、受話器は置いて、そのことは少しの間忘れて
1日や2日ムダにしたって大丈夫
そのうちわかるさ
ウィーンが君を待っているっていうこと
青森まで出張。
仕事がはねてから一応ジムに行ったが、全く走る気起きず。
トレッドミルを20分だけ走ってお風呂に入って帰ってきた。
あと2週間、ここからの調整の仕方、悩みどころである。
あと1回、加圧は受けて行きたい。
長い距離ももう一本くらい走ったほうがいいのか。疲れを残すだけだからやめたほうがいいのか。
とにかく練習不足で不安ばかりが増す今日この頃である。
友達から東京転勤の話し。
最近、子供が出来て地元に家を買ったばかりのやつである。
話しによれば栄転というのとはほど遠い人事だとか。
役職がつくとか、給与が上がるとか、手当がつくとか、そういうのもないらしい。
彼は家族が生き甲斐のファミリーマンなので、単身赴任で行くのが本当に嫌だと言っていた。月に一度の新幹線代も出ないので帰省もままならないらしい。
しかも2、3年くらいで戻れるとか、そういうあてもない。
転勤したまま、定年までそのままということもあるらしい。
しかし、断ることは出来ない。
辞めることもできない。
可哀想なくらい落ち込んでいる。気の毒だ。
しかし、厳しいことを言うと、会社側の立場も分かるような気がする。
会社というのは、はっきり言うと、使える人間より使えない人間のほうが圧倒的に多い。
大きい企業であればあるほど使える人間のパーセンテージは下がる。
景気の良いころは、会社全体が家族のように、みんなで共生することが出来たが、いまはそれはできない。それをしていたら共倒れになってしまう。
私は、今の民主党の出鱈目なやり方は大嫌いだが、しかし、社会的なベネフィットを厚くするという政策は、今後は絶対的に必要なことだというのは痛感する。
ホリエモンも言っていたが、仕事に向かない人は、仕事をしなくても幸せに生きて行けるような社会を目指さなければいけないのではないか。
人生の大半の時間を、生活費のために、不本意なやりたくもないことの拘束されて、あげくには家族とも引きはがされて、というので良いわけがない。
ここは自由の世界なのだから嫌なら辞めることも出来る。という言い方もあるが、そういう強い人間ばかりではない。今は弱い人たちにはもう選択肢はあまりない。
仕事に向かない人間は「死ね」という社会はやっぱりまずい。
別に私は社会主義者ではないけれど。
ウィーンにいくと、昼の3時に仕事をあがって、プラター公園でワイン飲んでるサラリーマンがいっぱいいたけど、こういうひとたちはどんなふうに生活してるんだろう。こういうのんびりした欧州的な社会構造にシフトしていくべきだと言う評論家もいるが、それはどんなふうな社会構造なんでしょうか。
私のitunesで、viennaというワードで検索していたら、モーツァルトやらブラームスやらに混じって一曲だけビリー・ジョエルが出てきたので、びっくりした。
このviennaという曲は、ウィーンに暮らすビリーのお父さんを訪ねたときに出来た曲だとか。
街を歩いていたら、90歳くらいのおばあさんがほうきで道を掃いていた。
アメリカは年を取った人への処遇は本当に酷いもんだけど、ウィーンは古い歴史と伝統を持つ都市だから、お年寄りを大切にする。
老人達もまだまだ自分は社会の役に立てると考える。
老人が役に立つって考えは素晴らしいと思った。年をとることに不安を感じる必要はない。そこで、「ウィーンは君を待っている」という言葉が出てきた。
…とのことであるが、歌詞が、私が今考えていたこととぴったりシンクロしたのでびっくりした。
Slow down you crazy child
Take the phone off the hook and disappear for a while
Its alright you can afford to lose a day or two
When will you realize...
Vienna waits for you.
スローダウンしなよ、クレイジーな毎日を送る君
電話は切って、受話器は置いて、そのことは少しの間忘れて
1日や2日ムダにしたって大丈夫
そのうちわかるさ
ウィーンが君を待っているっていうこと
by shinichirowien
| 2010-04-05 23:59
| 練習日記